トリキュラーは低用量ピルの中でも日本人向け?

トリキュラーは人気のある低用量ピルの一つで、日本でも多くの女性が避妊や月経のコントロールに利用しています。
女性のホルモンバランスの変化に合わせて作られた、成分の量が異なる三相性と呼ばれるタイプのものです。

今までのピルは主にアメリカなどで製造販売されていたため、日本人向けでなく、小柄な日本人が飲むと不正出血などの副作用が強く表れることがありました。
しかし、トリキュラーは避妊可能成分を、少量に抑えて作られているので小柄な日本人の体質に合っているという特徴があります。

三相性とよばれるタイプは妊娠時に多く分泌されるプロゲステロンが三段階に配合されています。
そのため体になじみやすくほかのピルより副作用が出にくいというメリットがあります。

しかし、人によっては副作用がでることがあります。
これは、ピルを飲むことによって体を妊娠中と同じ状態にするためです。
プロゲステロンいうホルモンの働きにより、体内に水分がたまりやすくなり、むくみが起きたり、吐き気や頭痛などの症状が現れたりすることがあります。
こうした軽い副作用は、2、3シート目には体が慣れ治まってくることが多いです。

トリキュラーを定期的に摂取することで脳に体が妊娠したと思わせ、排卵を停止させます。
その結果月経が止まり、排卵を停止することで子宮を休ませることができます。
子宮系の病気の治療や、ホルモンバランスを整え、月経前症候群の緩和やニキビの緩和などに効果をあらわします。

トリキュラーは数字の書かれたシートに封入された小さな錠剤で、シートの順番通りに毎日同じ時間に飲む必要があります。
21錠入りのシートは最後まで飲み終わると七日間服用を休んでから新しいシートの錠剤を飲み始めます。
28錠入りのシートは七錠の偽薬が飲み忘れ防止のために入っており、毎日順番通りにのんでいきます。この二つに違いはありません。

用法容量を守って正しく服用を続けることで高い避妊効果が期待できます。
効果が高く副作用がすくないトリキュラーは日本人の体質に合ったピルだといえます。

副作用にはむくみや吐き気の症状が多い?

ピルを使用する際に気になるのが、きちんと避妊ができるのかという点と副作用でしょう。
低用量ピルであるトリキュラーには副作用があり、体質によってはむくみや体重増加などが起きてしまうことがあります。
また、この薬の飲み始めの頃には吐き気や頭痛といった症状が出る人も多いようです。

体重増加についてははっきりとした科学的な根拠がありませんが、むくみについてはきちんとした説明をすることができます。
トリキュラーには卵胞ホルモンのエストロゲンと、黄体ホルモンのプロゲステロンが含まれています。
このうちのエストロゲンは、血液中の水分量を増やす作用があることが知られています。

血液中の水分量が増えると手や足にある毛細血管から血漿が浸み出し、体の末端に水分が溜まってしまうことになるのです。
むくみの副作用はマッサージや運動などを適度に取り入れることで解消することができます。
それほど酷いむくみの症状が出ていないようであれば、過度に心配する必要はありません。

また、吐き気や頭痛などもよく起こる副作用です。
これは体の水分量が増えることのほか、ホルモンバランスが変化したり、肝臓に負担がかかっているなどの原因が考えられます。
肝機能に目立った異常がない場合には、吐き気や頭痛などの副作用は次第に治まっていくことがほとんどです。
人によっては脂質代謝が滞ってニキビが出る場合もあります。

トリキュラーを始めとした低用量ピルは配合されている女性ホルモンの量が抑えられているため、日本人の体質に合っているとされています。
もしも効果よりも副作用が上回っているように感じられる場合や、吐き気やむくみが治まらないようであれば、一度病院で血液検査や肝機能検査などを受けてみることをおすすめします。